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半妖の夜叉姫12話ではとわが朔によって人間になってしまう日と妖怪退治の日がちょうど重なってしまうという回でした。
ですが、冥加直伝の結界でなんとか時間を稼ぎ難を逃れました。
四半妖のもろはと夢を奪われているせつなは朔の影響を受けないということでしたので、これからはそれがプラスに働きそうですね!
ということで、半妖の夜叉姫第13話のネタバレ(あらすじ)と感想に参りたいと思います!
目次
とある法師が吊り橋の上を歩いていると、木の上から妖怪が話しかけてきた。
その妖怪は四凶のひとり・トウテツであった。
トウテツは木から降りて法師の前に立つと、法師の攻撃はもろともせず、丸呑みにしてしまった。
しかし、トウテツは法師の味に納得がいかず「三蔵法師」が食べたかったと言った。
すると、トウテツはオレンジの虹色真珠を取り出し、三蔵法師クラスの血肉を持った法師がいないか尋ねた。
そして、虹色真珠の光が示す方へと移動していった。
村では妖怪退治屋の頭領・琥珀がトウテツと思われる妖怪の話をとわとせつなにしていた。
琥珀曰く、徳の高い法師が妖怪によって食われる事件が多発しているのだという。
そして、琥珀は東の寺のソウジョウの守りにつくことを伝えると、甥の翡翠には義兄・弥勒の様子を見に行くように指示した。
翡翠は納得いかない表情をしながらも琥珀の指示とあって、渋々従うことにした。
とわとせつなも翡翠について、弥勒のところに行くことにした。
翡翠によると、弥勒は千日業のために2年以上も山の中に住んでいるとのことだった。
どうやら千日業を通して、神通力を身につけるつもりらしい。
そこで、3人は雲母に乗って山の中へと向かっていった。
弥勒が住んでいるという山の中では、弥勒が修行に励んでいた。
すると、そこに翡翠の姉・玉兎が弥勒のところにやってきて、最近の様子を聞きにきたので、弥勒は休憩することにした。
そして、そこにちょうど翡翠、とわ、せつなが到着した。
翡翠は、弥勒のもとに着くと、琥珀からの指示で様子を見にきたことを伝えた。
それと同時に、とわも弥勒と玉兎に挨拶をした。
そして、せつなも挨拶をしようとした時、弥勒が「せつなは退治屋をやっているのか」と先に話しかけた。
しかし、過去の記憶がないせつなは弥勒のことを覚えておらず、弥勒は不思議そうな顔をした。
一通り挨拶を終えると、弥勒は千日業に戻ろうとした。
すると、とわが「千日業を終えるとどんな神通力が身につくのか?」と尋ねた。
しかし、その答えは弥勒も分かっていないとのことだった。
弥勒は過去に風穴という力を持っていて、多くの妖怪と戦ってきたが、その風穴がなくなってからは強い妖怪に勝てなくなり、無力さを感じていた。
そして、力をつけるために、神通力が身につくかもわからない千日業に励むようになったのだった。
その頃、琥珀は東の寺のソウジョウのもとに様子を見にきていた。
琥珀が法師のいる寺に着くと門の前にはもろはがいた。
もろはに話を聞くと、もろはは法師の用心棒として雇われていて、日当や賞金が目当てで働いているとのことだった。
もろはが東の寺を守っていることを知った琥珀は、南の神社の方に様子を見に行くことにした。
そして、トウテツはというと徳の高い法師を求めて虹色真珠の差す方向へと移動を続けていた。
東の寺にはトウテツの求める法師はいないため、トウテツはもろはのいる東の寺は素通りしていくのだった。
弥勒が千日業に戻った後、とわとせつなは玉兎とお茶をしながら、弥勒と翡翠のことを聞いていた。
玉兎曰く、弥勒と翡翠は少し誤解があって、仲が悪いのだという。
そして、玉兎の話を聞いてせつなはようやく法師が弥勒であったことを思い出した。
その頃、翡翠は山の中に異変がないかを探していた。
そこに玉兎との話を終えた翡翠とせつなが合流すると、翡翠は弥勒への不満をぶちまけた。
すると、突然、せつなが話を遮り、嫌な匂いが近づいてきたと伝えた。
なんとトウテツが弥勒を食べようと山に迫ってきたのだった。
トウテツは千日業をしている弥勒に狙いを絞ると弥勒の目の前に現れた。
翡翠、とわ、せつなもすぐに弥勒のもとに駆けつけた。
そして、妖怪が四凶の一人であることを知ると、とわたちは武器を取り出し、トウテツと戦いを開始した。
しかし、弥勒はすぐにその場を離れようとしたため、翡翠は再び弥勒が臆病風に吹かれたのでは?と疑いの目を向けた。
一方、トウテツは弥勒を逃すまいと思いっきり周りの空気ごと弥勒を吸い込もうとした。
トウテツの吸い込む風はまるで風穴のようで、翡翠、とわ、せつなは大苦戦した。
すると、そこに弥勒が戻ってきて翡翠に妖怪退治の毒を持っていないか?と聞いた。
そして、翡翠が毒を持っていることを伝えると、弥勒はその毒をトウテツが起こす風に乗せて飲ませるように指示すると、弥勒自身も戦いに乗り出していった。
弥勒がトウテツの目の前に出ると、トウテツは弥勒を食べるために風を起こした。
翡翠はすかさず毒薬を風に乗せ、トウテツの口の中に入れることに成功したが、毒を食らう前に吐き出されてしまい倒すことはできなかった。
そこで今度はせつなが、弥勒の元にいき「封印を解いて欲しい」と願い出た。
一瞬、ためらった弥勒だったが、トウテツに食われるわけにはいかないため、せつなの頼みを聞くことにした。
封印が解かれたせつなは再びトウテツに戦いを挑むと自らの腕をわざとトウテツの口の中に突っ込んだ。
すると、せつなの毒の血がトウテツの中に入り、トウテツは逃げ出していった。
とわたちはトウテツを惜しくも逃してしまったが、なんとかその場を凌ぐことができたのだった。
しかし、封印を解かれたせつなは血がたぎり、いつもの様子とは違っていた。
そして、せつなは再び弥勒によって封印され、いつものせつなに戻ったのだった。